リサイクルショップと介護用品

うちの近所には、介護用品の販売店の隣にリサイクルショップがあります。

近所だからちょくちょく覗いて、掘り出し物をみつけるのも楽しいかも知れません。

ですが、案外近くだといつでも行ける感があって行かないもの、逆に祖母のために介護用品の販売店には、介護ベッドや車椅子を見に行ったことがあります。

最近友達から電子ピアノをどうかとの連絡があり、長女が使ってるものは持ち運びができる遊び感覚のキーボードです。

いろいろな楽器の音を奏でたり、メロディーが流れて鍵盤が光るので練習にはちょうどいい楽器でした。

二台置いたら家の中も狭くなるし、必要ないかもとの結論に至り、結局、キーボードを処分することになりました。

まだ古くはないので流行の曲で楽しんだり、マイクを使って歌を歌いながら弾いたりと思い入れはあるはずなのです。

でも、家族も早い処分を望んでいたので、子どもと一緒に介護用品の販売店の近くのリサイクルショップに行きました。

買った時は3万弱でしたが、古くはなくてもきっと驚くほど買取は安いんだろうと、心の準備はしていました。

常日頃、ゲームやパソコン、携帯などなんでも、後々の何かの為にと取扱い説明書や商品が入っていた箱、付属品など綺麗に保存しておくように子どもには言っていました。

そのお陰もあり、長女はあっという間にそれらの物を集めだし、箱詰めして早く行こうとせがまれました。

いとも簡単に手離されることに、我が子であっても、買った人の身にもなってよと、心の中でぼやいてしまいました。

この分だと、私が歳を取って介護が必要になっても、いとも簡単に介護センターに放り込まれそうだと思いました。

リサイクルショップに行くと知って、ちゃっかり弟までついて来て、買取金の分け前をせがまれました。

本当に介護用品の販売店に近いので、いろいろ考える間に着きました。

お店の人に、箱詰めの状態が良かったからなのか、査定を待つ間、使ってた物ですか?と聞かれ、もちろんですと答えました。

しかし、それも束の間、すぐ呼ばれて、査定額千円でどうでしょう?との話です。

想像はしていましたが、そんなもんでしょうと、自分に言い聞かせ帰ってきました。

クリスマスが近い今、すぐにメンテナンスをして、プレゼント用にお店に出しているのではと考えつつ、見に行く事はしません。

状態も良かったし、次に買ってくれた人に楽しんで欲しいと願うばかりです。

それよりもちゃっかり、現金を手にした我が子の喜びを目の当たりにした私は、悲しみにくれました。

リサイクルショップの近く介護用品の販売店の前を通るたびに、ここも近いうちに利用することになるな~と思ってしまいました。